2018年06月26日一覧

言葉にとらわれると迷います

「心を強くしたいです」というAさんに

心の処方箋はどういうことをするのか尋ねられました。

 

すぐに迷ったり、悩んだり、
心がうろうろしてしまうから
解決方法を探しているのだそうです。

 

“メンタルブロックを解消”する方法を
ネットで検索したら見つけたけれど
どうもしっくりこないようです。

 

どんなことをするのか聞いてみると
「お花畑などのキレイな風景をイメージする」ようで
それがうまくできないんです(>_<)とのこと。

 

心の問題解決を「言葉」や「イメージ」に頼ると
Aさんのような状況に陥ります。

 

言葉もイメージも人によって様々で
共有することができません。

 

メンタルブロックと聞いて
どんなものを想像しますか?

 

レンガの壁
ぬりかべのような壁
ジェルで出来た壁
もやがかっている壁

いろんな壁が思い描けますね。

 

壁を壊す!と一言でいっても
レンガの壁とジェルで出来た壁では
壊し方も違ってきます。

 

お花畑をイメージすると言っても
コスモス・ラベンダー・ひまわり・芝桜・・・・
いろんなお花畑があります。

 

あなたが芝桜をイメージして
講師がひまわりをイメージしていたとしたら
同じ「キレイ」でも違いますよね。

 

自分がイメージするものは自分にしか見えないし
他人と共有することはできません。

 

だから、人によって異なるイメージや言葉を使うと
すれ違いが生じて上手くいかなくなるのです。

 

心の処方箋が言葉もイメージも使わないと
伝えるのは、このためです。

 

言葉とイメージの話をしたら
「そうだったのか~スッキリしました」と
Aさんは話していました。

 

心を強くするのに必要なのは
言葉でもイメージでもなく
「喜楽」になることです。

 

難しいことではなく
私たちが日常生活で無意識にできていること。
これを、意識的に使います。

 


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