考え込むことがストレスを溜める

いつも物事に対して深く考えるMさん

心の動きについても常に考えていて

〇〇ではないか、△△ではないかと

熟考されています。

考えても答えがなかなか見つからなかったそうですが

心の仕組みを伝えている「めぐりすと」に出会ってから

少しずつ今までの考えがつながり始めたそうです。

私たちは教育という過程の中で

「考える」ことを常に求められています。

考えないことは悪であり、

考えることを良しとされているので

忠実に従う人は常に考えています。

この「考える」が実はストレスとなって

心にとって大事な「感じる」を妨げる場合があります。

「考える」よりは「考え込む」場合のほうが

言葉としては合っているかもしれませんね。

うーん・・・と考えこむ時に、

カラダの動きが止まりがちになり

頭の中だけがぐるぐると動く状態になります。

すると、考えている内容に意識が集中します。

集中する=ストレスが溜まる状態なので

考え続けている間はストレス状態です。

ストレス状態になると不機嫌になります。

何を考えても不機嫌な答えしか見つからず

不機嫌な行動ばかりしてしまい

不機嫌な一言を口にします。

考えても考えても不機嫌な考えしかできません。

ネガティブな人がネガティブな考えしかできないのは

とても当たり前のことなのです。

本当は考えることを止めて

心が今、どう感じているかを受け取る方が

よほど心には健全です。

でも、考えることがクセになっている私たちが

考えるのを止めるのは難しいことです。

それに、考えることがすべて悪いわけではありません。

考えるクセが抜けないなら

考える時にカラダの動きが止まりがちになることを

止めてみるのはどうでしょう?

考える時に頭の中だけが動く状態を避けるのです。

考え事をしながらペンをくるくる回す人がいますね。

あれは考えに集中しなくてよい一種のストレス解放術です。

方法はなんでもいいんです。

考える時にカラダが動いていれば。

散歩をしながら考えごとをすと

スッキリするのはそのためです。

料理をしながら考えごとをしてもいいし

洗濯ものを干しながらでもいいですよね。

大きくカラダを動かす必要はないので

ペンを回す代わりに指先を動かしたり

手をひらひらさせながらでもいいでしょう。

とにかく「カラダを止めない」のが

考える時には大事です。

動きながらだと、集中しなくてすむので

同時にストレスを手放しているともいえます。

そのため、ふと良い考えが浮かんだり

問題解決の糸口が見つかったり

不機嫌ではないことが起こりやすくなります。

考えれば答えが見つかるわけではありません。

機嫌よく考えるときに答えが見つかるのです。

考えたいときは動きましょう!

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