私の住んでいる街には大きな商店街があります。
平日はもちろん、休日になると
歩くのが大変なくらい賑わうのですが
ストレスフルのころは商店街を歩くのが嫌いでした。
人混みのザワザワする音がうるさいし
自分のペースで歩けないし
いつも “もう(; ・`д・´)” と
イライラしながら通っていたんです。
めぐり式心の処方箋は歩きながらでもできるので
覚えたてのころは練習をかねて
商店街を通る時に不機嫌を手放しながら歩いていました。
“確かに歩きながらでも深い呼吸ができるな~”
“ながらでできるって便利だわ~”
と、実感したり、確認しながら歩き続けていると
ある日、ふと商店街の雰囲気が違うことに気付きました。
今までよりも静かなんです。
いつもは耳元でガチャガチャ音がしている感じなのに
ちょっと離れたところで音がしています。
すごく道幅が狭く、通路の両側にあるお店が
迫ってくるように感じていたのに
“こんなに広かったっけ?”と思うほど通路が広く
店舗が迫ってくる感じもありません。
こんなにも商店街は静かだったんだ
その時に初めて、私のストレスが
世界を小さく狭く感じさせていたとわかりました。
ストレスフルは集中しているともいえます。
だから街の音が近くで聞こえたり
圧迫感を感じてしまい、余計に苦しくなっていました。
それがストレスを手放すことで集中から解放され
もともとの広さを感じられるようになったのです。
同時に肩の力が抜けているのも感じました。
イライラするから肩に力を入れて
緊張しながら歩いていたようです。
ただ歩くだけなのに疲れるなら
心にストレスが溜まっているかもしれません。
手放して気楽になると、歩くのが楽しくなりますよ♪