『11キロウォーキングを完歩しました!!』
こんなメールが私宛に届いた。差出人はクライアントさん。
左腕が上がらないのが主訴ではあったけど、全体的にガタガタとなっていた。
話を聞くと昔から無理をたくさんたくさんしてきたらしい。
その身体が悲鳴を上げていたのだ。少し動くと、疲れて痛くて休んでしまう。
時間がかかることはご本人も納得しての施術開始。
それでも半年もしないうちに腕はスッと上がるようになった。
少しずつだけど出来なかったことができるようになった。
「身体が痛くなったら休む」、無理をしないということをご本人が選択するようになった。
数か月前・・・自転車に乗れるようになったと報告を受けた。
どうしても身体に負担がかかって乗れなかった自転車に乗れたそうだ。
行動範囲が広がった、自転車はこんなに便利だったんだとそれはそれは嬉しそうに話してくれた。
そして・・・「11キロのウォーキングに参加できますか？」のご相談があった。
私は「どうぞ」とお伝えした。何かあったら連絡くださいね、の一言も添えて。
で、いただいたメールが『完歩しました』だったのだ。
歩いた次の日から3日間、やはり身体は痛くなったそうだけど、もうなんともありません。
それよりも歩けたことが嬉しい。
とメールから嬉しくてウキウキしているクライアントさんが想像できる程だった。
こういうメールをいただくと施術者冥利に尽きると思う。
直接お会いしてお話を聞くのが楽しみ。