「固執」を手放そう

人はついつい「固執」してしまいます。

特に自分が大事だと思うものほど

なかなか手放すことができません。

 

自分がやらなくてはダメだ、とか

自分がいないと進まない、とか

自分でないとできない、とか

つい、自分基準で考えてしまいがちです。

 

それは、自分を守ることでもあります。

 

変わらなくていい理由があれば

あえて変わる必要がなくなるからです。

 

きっと意識していないと思います。

 

無意識・・・潜在意識がコントロールをしています。

現状維持第一主義の潜在意識は

なるべく変化なく過ごせるように

それらしい理由を投げかけてきます。

だから今に「固執」するのは当然です。

 

変わったほうがいいよ、とアドバイスされても

何かしら理由をつけて避けてしまう。

これも潜在意識の仕業です。

 

「固執」は「一点集中」の一種です。

1つのことに意識が集まっているからです。

 

「一点集中」は心が波立ち興奮するので

手放したほうがいいですよね。

 

そうして、固執を手放していくと

変えることを勧めるアドバイスを

複数の人からされていることに気づくでしょう。

 

その時は、本当に変えたほうがいいのかもしれません。

意外と自分のことは自分では見えません。

 

潜在意識が見せないようにしていますからね。

 

固執しているときに、やってくるものは

聞こえが良いアドバイスでも不機嫌なものです。

 

固執=不機嫌だから、同じ質のものを引き寄せています。

固執という不機嫌状態から抜けたときに

やってくることは、機嫌のよいものです。

 

厳しい意見だとしても、受け入れるとよい結果につながります。

固執を手放し続けたら

今まで大事だ!守らなくちゃ!と思っていたことが

そうでもないように思えてくるかもしれません。

その時が来たら手放しましょう。

 

握った手を開くから、次をつかむことができるのです。


スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)