「弱音を吐いたら弱音を否定されて
崖から突き落とされる気分です」
年上の人や、自分が師としている人は
時に厳しく叱責してくださいます。
大人になってから叱ってくれる存在は
大変ありがたいので私は好きです(^-^;
でも、厳しい言葉に気持ちが凹み
萎えてしまうこともありますよね。
間違った考えや行動を指摘されたら
素直に聞いて正せばいいですが
自分の考えや想いを否定されたら
それは聞いておけばよいのではないでしょうか。
例えば、ふたり並んで同じ方向を見ていても
とらえている景色は違います。
見える景色だけでも違うんですから
考え方が違うのは当たり前です。
話を聞くのは大事だし
時には修正することも必要です。
でも、心を痛めることはありません。
どうして心が痛むのか
それは“イヤだな~”と心が感じたからです。
言われた言葉がイヤなのか
言った人がイヤなのか
シチュエーションがイヤなのか
『何が』は特定できないけれど
その時に“イヤだ”と感じたのです。
そんなときにできることは
“イヤだ”という感情を手放すだけです。
それから弱音の吐き方を練習したらいいですよ。
きっと、あなたが弱音を吐くときに
相手が突っ込まずにいられない言い方をしているのかもしれません。
心にある“イヤだ”を手放していけば
上手に弱音を吐けるようになるし
人に否定されても落ち込まずに済むし
そもそも、弱音を吐かなくてもすむようになります。
あなたはあなたです。
私もずいぶん時間がかかりましたが
自分を受け入れられるようになりました。
決して出来ないことではありませんよ。