ブログ一覧

感情は区別する必要がありません

“イライラしがち”

“落ち込みやすい”

“怒りっぽい”

 

心の動きにもクセがあるようで

そのクセに悩む人が多くいます。

 

落ち込まないけどイライラしやすい、とか

すぐ怒ってしまう、とか

感情を区別して考えがちですが

 

めぐりすとは感情を区別して考えません。

 

イライラも、落ち込みも、怒りも

みーんな、ひとくくりにします。

 

心(潜在意識)はそこまで

細かく認識していません。

 

「快」か「不快」

「良い」か「悪い」

「ご機嫌」か「不機嫌」

 

今、どっちかな?

 

このくらいの分け方です。

 

実に曖昧なのですが

『命をつなぐ』ことが目的の

潜在意識にとって

悪い選択さえしなければよいので

複雑に区別する必要がありません。

 

周りの状況と、今までの経験から

喜怒哀楽など細かく感情わけて、

それぞれに名前をつけているのは

顕在意識と呼ばれる部分です。

 

そのため、同じ場面でも

人によって感じ方が異なります。

 

イライラ、という人もいれば

ムカムカ、という人もいます。

プチっときれる、と表現する人もいるでしょう。

 

それぞれに感じた心の動きを

表現する言葉が違うので

感情と言うのは、実にバリエーションが豊富と

錯覚しがちになります。

 

共通しているのは何かを探してみると

“どちらかというと不機嫌(=不快・悪い)”

という点が見つけられます。

 

普段よりも心の感じ方が不機嫌である

 

これを、いろんな言葉で表現しているのです。

 

そして、この不機嫌が

心に負の貯金として溜まります。

 

心に不機嫌が溜まると、何か起きた時に

不機嫌な感じ方しかできなくなるので

常にイライラしたり、ムカッときたり

怒りっぽくなってしまうのです。

 

イライラしないための〇〇

怒りを鎮めるための△△

 

と、世の中には細かい感情に対した

アプローチ法が紹介されていますが

めぐりすとは、すべて「不機嫌」と

まとめてしまっているので

心に対して行う作業は1種類です。

 

イライラしたときも

落ち込んだ時も

怒りが湧いてきたときも

やることはまったく同じです。

 

感情ごとに方法が変わっていたら

覚えるのに一苦労です。

 

イライラには有効だけど

落ち込んだ時には使えない・・・

それでは心の問題は何も解決しません。

 

普段よりも不機嫌を感じたら

1種類の方法で手放していく。

これくらいシンプルでないと

なかなか続けられません。

 

自分の感情を細かく分析する前に

さっきより不機嫌になっていることに気づき

サッと手放すことを習慣にすると

感情に振り回されず、気楽に生活できますよ!


スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)